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長門学「香月泰男とシベリア」

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本校の1年生で実施している長門の歴史・文化・産業について学ぶ「長門学」の一環として香月泰男美術館の学芸員、丸尾いと さんをお招きして、日本を代表する画家である香月泰男さんについてお話をしていただきました。
香月さんは長門市三隅の出身で本校の卒業生でもあり、本校で美術の教員としても勤務されていました。
1942年、太平洋戦争勃発により召集を受けて満州へ行き、1945年、ソ連に抑留され、シベリア、クラスノヤルスク地区のセーヤ収容所で強制労働に従事した体験が、その後の作品の主題・背景となり、「シベリア・シリーズ」と呼ばれる作品が描かれたというお話でした。多くの作品をスライドで示しながら、絵が描かれた背景を生徒たちにもわかりやすくお話していただきました。