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オンライン修学旅行

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 1月27日(水)に2年生を対象に「オンライン修学旅行」として、大学や海外とをオンラインでつないだ交流会を行いました。
本来は1月26日から29日まで修学旅行で沖縄を訪れ、現地の大学やアジア周辺国とオンラインを活用してつながることにより、徹底した感染症対策と最大限の学びを両立した「新しい修学旅行」を企画していました。感染症の拡大によって残念ながら修学旅行は中止となりましたが、その中心に据えていたこのプログラムをオンラインで実施することで、地方や環境の持続可能性、国際的な情勢に目を向けた未来志向のキャリア形成を実現する目的でこの交流会を行いました。
 交流会では、生徒が4つのグループに分かれて、琉球大学国際地域創生学部の平野典男教授、琉球大学研究推進機構研究企画室上席URAの羽賀史浩氏、琉球大学地域医療研究会の学生の方々、University College London博士課程の鈴木田優衣さんおよび香港在住の方とそれぞれ交流を行い、その中で講演や発表、質疑応答等が活発に交わされました。
 生徒からは「多角的な視点から『持続可能』な地域創生について考察することができた」「進路で迷っていたことや、自分が将来何をしたいのかを考え直すきっかけになった」「地域医療とは医療者と住民と協力者が支え合っていくことだというお話を聞き、自分の目指す医療職の素晴らしさを再確認した」「現地の方と交流することで、外からだけでは見えないものが沢山あると実感した」といった感想が聞かれ、それぞれのキャリア探究に向けて多くのヒントを得られたプログラムとなりました。