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長門学

「長門学」捕鯨の歴史

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12月5日、1年生を対象に実施している長門の歴史・文化・自然について学ぶ「長門学」の一環として、長門市通のくじら資料館館長 早川義勝様をお招きして、捕鯨の歴史についてお話をしていただきました。長州北浦鯨組の規模や「網取り法」について、鯨墓の由来や鯨墓に陰刻されている文字の意味など自作のパネルを使ってわかりやすく説明していただきました。当時の鯨組の網頭たちが、鯨を取りながらも哺乳類である鯨によせた哀れみや情の深さを伝えていただきました。最後は通鯨組に伝わる目出度い席で唄われる鯨唄「祝え目出度(大唄一番)」を素晴らしい声量で披露していただきました。くじら唄保存会の一員である早川さん、この素晴らしい長門の文化を若者たちに継承して欲しいという熱い思いが伝わってきました。