10月14日(木)5限目に、大津校舎1・2学年を対象として本年度2回目の進路講演会(キャリアアップ講演②)を開催しました。残念ながらコロナ禍のため今回もオンラインでの開催になりましたが、講師の熱い思いが伝わってくる講演会でした。先生は随所にユーモアを交えて話をされたので、生徒たちも大きく頷きながら聞き入っていました。
講演の中で、「皆さんが飯を食える大人になるためにすべきことは?」すなわち「皆さんが入試を突破するためにすべきことは?」ということを中心に話されました。そのためには、①どんな自分になりたいか、今から何ができるかを考えること、②やりたいこと、できることで大学・学部・学科を選ぶこと、が重要であると強調されました。1つ目のことは結果的に、思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力・人間性等を重視する大学入試へ対応できる力を育むことになるということでした。そして、2つ目のことは結果的に、「〇〇大学で学びたい!」という学びに向かう力・人間性等を重視する大学入試へ対応できる力を育むことにつながるということでした。
これ以外にも、「大学の入試はどう変わった?」「大学生活ってどんな感じ?」「大学の授業ってどんなな感じ?」など、大学教育現場のリアルな姿を話していただいたことで、生徒たちは大学生活への夢を膨らませたものと思われます。
質疑応答では、生徒の「いろいろなものに興味が湧いてくるのですが、幅が広がりすぎて対応できなくなることがあり悩んでいます。」という質問に対し、石橋先生は「やりたいこと、やりやすいもの、急ぐもの、締め切りのあるものなどで優先順位をつけてみるといいのでは。」と具体的なアドバイスをくださいました。このように物事を整理していくという考え方はまた、進路を選択していく際にも必要となる考え方でしょう。
高校生にとって大学の先生の話を直接聞く機会はめったにないことなので、今回の講演会で生徒たちは大きな刺激を受け、今後の進路選択における視野を広げたものと思います。