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キャリアアップ講演①(講師:大津校舎卒業生2名)

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 1・2年生を対象とした進路講演会(キャリアアップ講演)を2学期に4回計画しています。2学期は、1・2年生にとって進路を考えるための重要な時期となります。1年生は、文理選択の最終決定があり、将来就きたい職業の分野に関わってきます。2年生は、3学期から始まる志望理由書指導の前段階のこの時期に、自身の進路を早期に決定しておくことが今後の計画的な受験対策につながっていきます。
 まず1回目として、9月16日(木)に、大津校舎卒業生である中野祥大さん(東京大学教養学部前期課程理科Ⅰ類2年:平成31年卒)、高下紘平さん(筑波大学人間学群心理学類4年:平成30年卒)を講師としてオンラインで実施しました。
 中野さんは「情報収集と戦略を練って学習計画を立て、目的と手段を混同せず、自身のメンタルをコントロールしながら学習する姿勢が大切である」、高下さんは「文武両道の姿勢を貫き、隙間時間を見つけてこつこつ努力を重ねることや、悩んだときは誰かに相談をすること、自己分析をして進路選択につなげることが大切である」と語ってくれました。
 講演後には、生徒たちから「志望大学を変更する際に基準にしたことは?」「落ち込んだときに気持ちを切り替えるには?」などの質問が次々に出されました。二人は「自分のやりたいことが一番学べる大学で学ぶこと」そして「自分のやりたいことがある場所で働くこと」が大事であると回答してくれました。また、「情報収集の大切さ」が強調され、特に都市部と地方での情報量の差の大きさを実感したことが話されました。大津校舎では昨年度から、タブレット端末を駆使しながらオンラインでの国内外との交流により、幅広い情報提供に努めています。
 生徒一人ひとりが自身の進路について、積極的に調べていこうとする姿勢が身につく、充実した講演会となりました。